「植民地時代じゃない」「中傷的だ」インテルとチリ代表がサンチェスの起用を巡って大舌戦!(SOCCER DIGEST Web)

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 世界でも、代表選手のコンディションを巡って、クラブチームと代表チームの間に緊張が走る例は後を絶たない。 【PHOTO】ファッショナブルなデザイン続々! 20-21シーズンの欧州クラブの新ユニホームを一挙紹介!  11月12日、インテルに所属するアレクシス・サンチェスが、チリ代表の練習中に負傷離脱した。イタリア衛星放送『Sky Sport』によると、深刻なケガではないものの、右内転筋の問題のようだ。  チリのレイナルド・ルエダ監督は会見で、「しばらく前から彼は痛みを引きずっており、念のために練習を切り上げた。検査の結果では、より複雑な問題はないということだ」と話した。  ルエダ監督は、13日(現地時間)に行なわれるペルーとの2022年ワールドカップ予選で無理はさせない様子だが、「欧州の同僚たちには最大の敬意を払っているが、我々にも同じように敬意を望む」と、インテルへの不満を口にしている。 「インテルがアレクシスを最初に45分、次に90分プレーさせると決めたときに、もっと敬意を払ってもらいたかったね。植民地時代じゃないんだ。これはとても明確でなければいけない」    今月7日開催されたセリエAのアタランタ戦(第7節)で負傷から復帰して74分間プレーしていたサンチェスについてインテルは公式サイトで声明を発表し、「現実に即していない、中傷的で受け入れがたい発言」とルエダ監督を逆批判した。 「クラブは常に各国代表チームの全スタッフと素晴らしい関係にあり、最大の協力をしている。特にサンチェスの場合、選手はほぼ毎回の代表招集でフィジカルの問題が見つかってきた。そのうちのひとつは、深刻な負傷で3か月の戦線離脱だった。これは、所属選手の健康にいつも配慮するクラブにとって、スポーツ面での深刻な損害だった」  実際、昨夏インテルに加入したサンチェスは、シーズン途中に長期離脱を余儀なくされた。ロックダウン後の奮闘で完全移籍を勝ち取ったが、今シーズンは公式戦で先発出場3試合、251分のプレー時間で無得点とあり、批判の声も聞こえ始めている。  今後、サンチェスは健康を取り戻し、クラブと代表の活動を円滑に進めていくことができるだろうか。 構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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(2020/11/13)