静岡市19基目の津波タワー完成 避難困難区域解消へ(静岡放送(SBS))

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 東日本大震災を教訓に静岡市が整備を進めてきた19カ所目の津波避難施設が完成しました。最後のタワーができたことで、静岡市沿岸部の津波避難困難区域はすべて解消しました。  今回、完成したのは静岡市駿河区西島地区の津波避難タワーです。地面からの高さは5.4mで540人が避難できます。11月13日は、市の担当者が自治会の代表者にタワーの使い方を説明しました。市内の津波避難施設は命山などを含めてこれで19カ所となり、計画していたすべての施設が完成しました。 <地域の人>「他に高台がなくこういった所にしか避難できないので、足腰の弱い人が近くに逃げられるのは非常にありがたい」 <静岡市危機管理課 白井達郎主任技師>「施設が出来たからと言って安心する訳ではなくて、今後も津波の警戒についてソフト面でも周知を図っていきたい」  タワーなどができたことで、静岡市の海沿いの地域で安全な場所へ逃げるのが難しいとされる「津波避難困難区域」が解消しました。  こちら、静岡市が整備した津波避難施設19か所の地図です。学校や公共施設など、頑丈な「津波避難ビル」が近くにない地域でしたが、静岡市はタワーや命山、陸橋を集中的に造りました。東日本大震災から10年を前にようやく津波避難困難区域が解消できました。

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(2020/11/13)