「聖徳太子の足跡」展開催 奈良・斑鳩文化財センター(産経新聞)

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 来年の聖徳太子1400年御遠忌(ごおんき)に向けた秋季特別展「聖徳太子の足跡-斑鳩宮と斑鳩寺-」が奈良県斑鳩町の斑鳩文化財センターで開かれ、戦前に同町の法隆寺東院で行われた発掘調査で出土した建物遺構を示すため当時作製された模型(法隆寺所蔵)も公開されている。29日まで。  聖徳太子は、飛鳥から離れた斑鳩の地に斑鳩宮を造営し居住。同展では斑鳩宮跡や法隆寺若草伽藍(がらん)跡、中宮寺跡から出土した瓦や壁画片など約170点を展示している。  東院の調査では、聖徳太子の時期の斑鳩宮や太子の子、山背大兄王(やましろのおおえのおう)のときの同宮と考えられる掘っ立て柱建物群の遺構などが出土。模型は縮尺30分の1で、昭和15年8月の墨書があり、柱穴などの埋め戻しを前に石膏(せっこう)を彫刻し、遺構を示している。こうした模型は珍しいといい、町教委の平田政彦参事は「当時の調査の意識の高さがうかがえる」と話す。  開館は午前9時~午後5時。入館料は大人300円、高校・大学生100円、中学生以下無料。問い合わせは斑鳩文化財センター(0745・70・1200)。

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(2020/11/12)