コロナ禍の観光どうする? 鹿児島県が有識者会議(MBC南日本放送)
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新型コロナの感染者が世界的に増加し、国内でも“第3波”への懸念が広がる中、鹿児島県の有識者会議が開かれ、落ち込みの続く鹿児島の観光需要をどう回復させるのか話し合われました。
12日ひらかれた県による観光立県推進会議では、新型コロナウイルスによる観光への深刻な打撃が続いていることが報告されました。
県内の宿泊施設や観光施設を利用した人の数は、国による緊急事態宣言も出されていた今年5月には、前の年の同じ月に比べて90%近く減少。その後、やや持ち直してはいるものの、まだ前の年から3~4割ほど落ち込んでいるといいます。
会議では国や県の支援事業が終わったあとも、どのように観光を盛り上げていくのか議論されました。
(フリーアナウンサー 中村朋美委員)「1万円を切る旅行プランに女性たちが、はまっている。(近場を観光する)マイクロツーリズムで、ふるさとを再発見する」
(島津興業相談役 島津公保委員)「地元をもっと知ろうという郷土教育的な意味合いを」
収束は見通せず苦しい状況が続く中ですが、会議では「コロナ後」を見据え取り組みを続けていくことなどが確認されました。