セックスワーカーを演じる伊藤沙莉の 【女優考】声優からコントまで(CREA WEB)

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――最新主演作である『タイトル、拒絶』では、デリヘル店に体験入店したものの、客の前から逃げ出し、今は店のスタッフをやっているカノウ役を演じました。  映画監督であり、この映画のプロデューサーである内田英治さんが私をカノウ役に選んでくださったのですが、カノウは「かちかち山」のウサギに憧れるタヌキのような、どこか自分に近い感覚の持ち主でした。  撮影現場ではいろんなタイプの女優さんが、変に力んだりせず、自由にお芝居をして、その役として生きていたんです。そんなお芝居合戦のようなものが、とっても楽しかったです。   映画『榎田貿易堂』(18年)やドラマ「全裸監督」(19年)のように、男性のスタッフや俳優さんたちに囲まれる現場が多いなか、こんなにたくさんの女のコに囲まれたのも嬉しかったです。  男性ノリも楽しいですが、ときどき言葉を巧く返せないこともあるので(笑)。 ――今やお茶の間でも人気の伊藤さん。『獣道』に続く主演映画がセックスワーカーを題材にした『タイトル、拒絶』というのは、ちょっと意外にも感じます。  せっかく映画に出るなら、やっぱり映画でしかできないことをしたいじゃないですか! たっぷり時間をかけて、見せたいカットを撮って、贅沢なことができるのは映画ならではなことで、これがTVドラマだったら、また違うと思うんです。  私の好みとしても、「胸が痛い、痛い」となる映画が好きですし、そういう作品を映画館で観ると、スカッとするんです。  『タイトル、拒絶』も『獣道』と同じように、こういう設定や題材が目的でもいいから、是非観てもらって、ガツンと喰らってほしいですね(笑)。

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(2020/11/12)