バイデン氏との電話会談を控えて文大統領が元外交政策担当者らと懇談会(朝鮮日報日本語版)

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 青瓦台(韓国大統領府)のある幹部は11日「文在寅(ムン・ジェイン)大統領は米国の大統領選挙で当選したバイデン氏と12日に電話会談を行うため時間を調整中だ」と明らかにした。バイデン氏は12日、日本の菅義偉・首相と電話会談を行うと報じられた。 ■米国に対する好感度が高い国1位は韓国、日本は?  この日、文大統領はバイデン氏との電話会談に先立ち、現政権で青瓦台外交安保主席を務めた鄭義溶(チョン・ウィヨン)氏とイム・ジョンソク氏、駐米大使を務めた安豪栄(アン・ホヨン)氏と趙潤済(チョ・ユンジェ)氏、ソウル大学名誉教授の張達重(チャン・ダルジュン)氏と河英善(ハ・ヨンソン)氏らを青瓦台に招き、およそ130分にわたり昼食会を兼ねた懇談会を行った。南北関係や米朝関係の方向性などについて意見を交換したこの席で、出席者らは「バイデン氏は『韓米日協力体制』を強調し、韓日関係の改善を求めてくるだろう」と予想した。  これに対して文大統領は「現状では(韓日関係の改善は)簡単ではない」との考えを打ち明けたという。文大統領は「強制徴用問題を解決するには、何よりも被害者の意志が重要であり、合意が先に来ないといけないが、立場の違いがあまりにも大きいため簡単ではない」という趣旨の発言を行ったようだ。  懇談会で出席者らは「早い時期に韓米首脳会談を開催することが必要だ」「在韓米軍削減問題が表面化しかねない状況だけに、これへの備えも必要だ」などの助言を行った。ある出席者は「バイデン氏は『超党派的外交』を進めるので、わが国も統合を追求し、超党派で対応すべきだ」「米国国内で北朝鮮に対する不信が大きい状況では、米国のシンクタンクを管理する努力も必要だ」などの考えを伝えたという。  文大統領も今後の外交政策について「超党派的かつ汎(はん)国民的な次元の協力が重要だ」と述べた。文大統領は懇談会の席で、昨年2月の「米朝ハノイ・ノーディール」について「ハノイでの米朝首脳会談決裂がとても残念だ」という趣旨の発言も行ったという。

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(2020/11/12)