満場一致ではないG大阪・宮本監督「続投」 アデミウソン飲酒運転でフロント板挟み(夕刊フジ)

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 サッカーJ1のG大阪・宮本恒靖監督(43)の来季続投が満場一致ではないようだ。  11日はホームで神戸に1-0で快勝。これで12試合負け知らずで、フロントは「宮本続投」で一致。しかし単年か、複数年かなど契約の詳細は白紙の状態だ。原因はブラジル人助っ人で、今季6ゴールをあげてチームのトップスコアラーだったFWアデミウソン(26)が起こした酒気帯び運転にある。 【写真】G大阪のアデミウソン選手  先月26日に発覚した際には宮本監督も「衝撃は大きかった」とコメント。チームが課した処分はアデミウソンに謹慎のみだったが、Jリーグ・村井満チェアマン(61)も「社会の迷惑なら存在する意味はない」と激怒した。  怒り心頭はG大阪の親会社・パナソニックも同じ。同社は今年10月1日付でG大阪を筆頭に、ラグビーや社会人野球、バレー部などをより稼げる事業にしていくためにスポーツ推進室を新設したばかりだった。  「年間50億円の売り上げがあるG大阪を100億円売り上げるクラブにしたい」(パナソニック関係者)。今後パナソニックの事業の柱にすべくスタートした矢先で起きた飲酒運転という不祥事だった。  チーム関係者の間では「アデミウソンの飲酒運転が常習化していたのではないか」との声も上がっている。となるとフロントはもちろん、宮本監督にも管理責任はあり、現体制がそのまま続投というのは親会社の論理からすればありえない。  もともと宮本監督はG大阪U-23を指揮していた。しかし、2017年7月、不振だったトップチームの後任監督として、若手育成に情熱を持っていたため、渋る宮本監督にチームが泣き落としにも近い形でオファーをした経緯がある。  親会社の顔色を見ながらフロントは板挟みになっている。 (編集委員・久保武司)

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(2020/11/12)