映画「ビューティフルドリーマー」主演の小川紗良 コロナ禍での自粛期間で「はっきりした『自分はオタクなんだな』ってこと」(夕刊フジ)

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 女優にして映画監督。そんな2つの顔を持つ彼女にとって、まさに適役だ。“いわくつき”の脚本を映画化すべく奮闘する美術大の映画研究会を描いた映画『ビューティフルドリーマー』(公開中、本広克行監督)で主役のサラを演じる。 【写真】映画「ビューティフルドリーマー」公開記念舞台あいさつ  「シチュエーションが自分に近くて、その分、役作りはどうしたらいいんだろうと悩みました。でも映画の中のサラは映画を目の前にするとどんなむちゃぶりもやっちゃう。がむしゃらな感じが出せたらいいなと思ってましたね」  文化祭を翌日に控えた大学で、サラは部室の古びた段ボールから「夢見る人」というタイトルの脚本を発見する。そこにふらりと現れた“伝説のOB”ことタクミ先輩(斎藤工)いわく、「撮ろうとすると必ず何か恐ろしいことが起こる」作品だというではないか。しかし、サラは「これ、私たちでやってみない?」と部員に呼びかけ、物語が動き出す。  「映研の部室って本当にあんな感じで、何回も留年している先輩とか、授業も出ずに部室にいる人とか。伝説のOBも突然やってきますし。撮影の休憩時間は映研のキャストでずっとトランプしてたんですけど、実際の映研も皆ボードゲームとか好きですね。当時の日々をそのままやっているような感じでした」  自身も早稲田大学在学中には映画サークルに所属し、部室に入り浸っては映画制作に取り組んでいただけに、堂に入ったものだ。  そんな彼女、幼少期から創作意欲は旺盛だったという。  「もともとモノづくりがすごく好きで、幼稚園のころから歌を作ってたそうです。高校では行事のドキュメンタリーを撮ったり、そのころに事務所に入ってお芝居を始めたり、たまたま映像とお芝居に高校時代に行きついて、それが続いているっていう感じです」  女優として主演作も多数こなし、監督としては短編映画3本を公開してきた。来年には初の長編監督デビュー作『海辺の金魚』の公開も控える。ただ撮影では、俳優と監督では視点も異なる。  「女優のときは役としての主観で見ていますが、俯瞰(ふかん)して見る監督の視点が入ってくると混乱します。なので演じるときは、監督視点が入らないように、意識的に切り替えようとしているんですが、不器用なんで…。周りに支えてもらいながらコントロールしています」  コロナ禍の自粛期間は「家でダラダラし

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(2020/11/12)