トランプ氏“応援団”も見放した、FOX内で内紛か(日刊スポーツ)

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米大統領選で敗北を認めない共和党トランプ大統領(74)を、ついに“応援団”も見放した。陣営幹部でもあるホワイトハウスのマケナニー報道官が9日(日本時間10日)に開いた記者会見の生中継を、「親トランプ」の保守系メディア、FOXニュースが、放送途中で打ち切った。 マケナニー氏は「選挙はまだ終わっていない。公正な結果を得るプロセスが始まったばかりだ」と主張したが、司会者は「不正の証拠が示されない」と、打ち切りの理由を伝えた。同局は、他の米主要メディアが途中で打ち切った5日のトランプ氏の会見を最後まで放送しており、急に対応が変わった形。FOX内ではトランプ氏との距離感をめぐり、現実路線派と親トランプ派で内紛が起きているとの指摘もある。 一方、トランプ氏を後押しする動きも出始めた。米与党共和党の上院トップ、マコネル院内総務は、トランプ氏が大統領選での敗北を認めず法廷で争うことを容認する考えを示した。トランプ氏に近いグラム司法委員長らも徹底抗戦を呼び掛け、バイデン氏の勝利を認めたのは数人にとどまる。トランプ氏は与党の後押しを受けてなお形勢逆転を狙い、長期戦も辞さない構え。9日には確執が指摘されたエスパー国防長官を電撃解任。理由は示していないが、求心力維持の側面もあるとみられる。 また米主要メディアによると、バー司法長官は各地の連邦検事に、大統領選で重大な不正の疑いがあれば、調査を承認する通達を出した。トランプ氏を支援する狙いとみられる。選挙後は通常、勝者の政権移行チームに公費から人件費が支払われ、各省庁の関係者との接触や庁舎への事務室開設が認められるが、トランプ政権の担当部局責任者は「勝者がはっきりしない」として、この手続きを承認する文書への署名を拒否。バイデン氏側は法的措置を検討しているという。

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(2020/11/10)