上武大・加藤が自己最速153キロ 高2で投手転向(日刊スポーツ)
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<関東地区大学野球選手権大会:上武大4-1武蔵大>◇準々決勝◇10日◇横浜スタジアム
【別カット写真】上武大2番手で登板し力投する加藤
上武大の加藤泰靖投手(2年=志学館)が自己最速となる153キロの剛球を武器に試合を締めくくった。
7回2安打1失点の先発・吉野光樹投手(4年=九州学院)の後を受け、3点リードの8回、2番手としてマウンドに上がり、2回を3奪三振無失点に抑えた。「吉野さんが良い投球をしてたので流れを変えずに、勝つために自分の力を出そうと思った。少し力んでしまったのでそこは課題として修正していきたい」。
自己最速を2キロ上回る153キロをマーク。すぐには気付かず、ベンチに戻ってチームメートから声をかけられて初めて知ったという。
高2の春に捕手から投手に転向。肩の強さが買われ、紅白戦で補助として投手を務めたのがきっかけだったという。当初は130キロ出ないくらいだったというが、1年後の3年春には最速が146キロまでアップ。新たなポジションで覚醒した。
投手経験は短く、いまだに進化の途中。剛球を武器に早くも再来年のドラフト候補に名乗りを上げた。【小早川宗一郎】