松重 豊に訊く「役者は芝居中、何を考えているのか」 松居大悟と対談(J-WAVE NEWS)
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松重と松居はお互い福岡県出身で、ドラマ『バイプレーヤーズ』(テレビ東京系)や『平成ばしる』(テレビ朝日系)では一緒に作品をつくるなど、親交が深い。
そんな松重は現在、火曜深夜にラジオ『深夜の音楽食堂』(FMヨコハマ)を担当している。
松居:リスナーから「ラジオは好きですか?」と質問がきています。
松重:子どもの頃、深夜はラジオしかなかったから。深夜放送をずっと聴いていた世代なんですよね。ラジオは「そばにいてほしいもの」という思いがずっとある。今、コロナでいろんな人がラジオを身近に感じてくれたと思うし、耳元で本人がしゃべってるって感覚があるので、ラジオは消えないでほしい大事なメディアです。
松居:ラジオでDJとか選曲とかするのは、もともとやりたかったことなんですか?
松重:とにかく僕は音楽にしか興味がなくて。暇なときは音楽しか聴いてない。ラジオで音楽番組をやって、ゲストで若いミュージシャンに来てもらって話したいっていう、それだけなんです。若いミュージシャンはいろんな音楽を聴いてるから、それが面白くてラジオがやめられないんですよ。
最近はサブスクリプションで新しい音楽を浴びるように聴き、いいと思った曲をストックしているのだとか。撮影現場で共演者と音楽の話で盛り上がることも。
松重:趣味が偏っていると思っていたんですけど、「これ誰もいいと思わないだろうな」という曲を、現場で一緒だった星野 源くんが「マジっすか!」と。こんなに音楽の趣味が合うんだと思って、星野くんのラジオに出演したり、気になった音楽を話したりしてるんですよね。
松居:音楽のジャンルは問わず聴かれてると。
松重:全く問わず、ですね。どちらかというと、変態音楽というか「こんなの誰が聴くの?」って曲も聴いています。
『バイプレーヤーズ』の出演者は、音楽が好きだったそうだ。
松重:大杉(漣)さんはギターを弾くし、(田口)トモロヲさんは幻のパンクバンド・ばちかぶりのメンバーですよ。光石(研)さんもイケイケな曲がものすごく好きで、クレイジーケンバンドがバンと出る前に横山 剣さんとコラボしたりしているので、みんな音楽に対してのアンテナがすごいんですよ。わりと俳優部でもそういうアンテナを張っている方が仲良くなれるというか。
松居:エンケン(遠藤憲一)さんは?
松重:遠藤さんはちょっとわからない(笑)