北海道166人感染 特養ホーム・大学生の会食でクラスター発生 コロナ感染拡大止まらず(HBCニュース)
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感染の拡大が止まりません。10日は、道内で166人の感染が発表されました。1日の感染者が100人を超えるのは6日連続です。
札幌市は、10日午後5時から会見を開き、南区の特別養護老人ホーム「ドリームハウス」でのクラスターを発表しました。入所者46人と従業員10人、あわせて56人が感染しました。市は、9日、現地対策本部を設置しました。
「施設は特別養護老人ホームということもありますし、お年寄りがいらっしゃることから予断を許さない状況だと思いますが、私たちは非常に大きな教訓を得た事案が過去にありますので、私どもも教訓を生かしながらやっていく」(札幌市保健所・山口亮感染症担当部長)
また、札幌の大学のクラブ活動のあとに行われた会食で、10代から20代の大学生23人が集団感染しています。
10日、発表された感染者166人の内訳は、札幌市が126人、道が32人、旭川市が5人、函館市が2人、小樽市が1人です。
また、道は2人の死亡を発表しました。
感染が収まらない中、鈴木知事は、10日午前、東京で菅総理と会談し、保健師の派遣など支援を要請しました。
「全道にさらに感染が拡大した場合について、各地域の体制がさらに厳しい状況になりますので、保健師などが地域に入る、今は札幌が中心なんですけど、そういった支援の話をさせていただきました。また、冬場におけるそういったガイドラインですとか、さまざまな知見を、是非示していただきたい、ということもお願いしました」(鈴木直道知事)
また、道教育委員会は、小中学生や高校生で家庭内の感染が多いことを受け、児童や生徒の同居の家族に風邪の症状がある場合は、出席停止となることを道内の教育委員会などに改めて通達しました。