「ファンタスティック・ビースト」第3弾降板のジョニー・デップ、ワンシーンの撮影のみでも数千万ドル単位の出演料は変わらず(IGN JAPAN)
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ジョニー・デップがInstagramで最初の一報を投稿してから数日が経ち、同氏の「ファンタスティック・ビースト」第3弾降板の詳細情報が明らかになり始めた。
ハリウッド・リポーターによると、ジョニー・デップはワーナー・ブラザースから降板の要請を受けるまで、「ファンタスティック・ビースト」3作目のワンシーンしか撮影していなかったという。しかし、デップの契約は支払いを保証する、通称「pay or play」というタイプのものだったので、デップはわずかしかなかった仕事量にも関わらず、8桁に達する出演料を受け取れる。
ハリウッド・リポーターは「pay or play」契約について、映画が実際に完成しなくても、また配役が変更されても、俳優が全額の報酬を手に入れることができる契約だと説明する。デップクラスの映画スターでは「pay or play」契約はよくあるもので、通常は道徳倫理に関する条項も設けられない。新たに契約を結ぶたびに具体的な条件が見直されてきたが、デップの今回の契約も道徳倫理の条項がない全額保証契約だった。厳密に言うと、デップはワーナー・ブラザースに“解雇”されたわけではなく、あくまで降板を“要請”されたに過ぎない。なお、もしデップが要請を拒否した場合、どのような交渉が行われていたかは明らかではない。
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「ファンタスティック・ビースト」の最初の2作でゲラート・グリンデルバルド役を務めたジョニー・デップは11月6日、第3弾を正式に降板し、今後のシリーズ作品でも同キャラクターを演じることはないと自ら発表。デップは元妻で女優のアンバー・ハードにより虐待を告発され、家庭内暴力(DV)の疑いを持たれている。また、デップは最近、自身を「ワイフビーター(妻を虐待する者)」と報じた英大衆紙サン(Sun)を相手取って起こした名誉毀損訴訟で敗訴している。ワーナー・ブラザースはグリンデルバルド役を配役し直すとアナウンスした。
デップは自身の手紙をInstagramで公開し、「私は『ファンタスティック・ビースト』におけるグリンデルバルド役を降板するよう、ワーナー・ブラザースから要請を受けました。私はその要求を尊重し、合意することにしました」と書いている。
CNNの報道によると、名誉毀損の訴えを棄却したアンドルー・