学究社(9769)、「増配」を発表し、配当利回り6.0%、配当+株主優待の合計利回り6.9%に! 2021年3月期の年間配当は前期比で「5円」増の「1株あたり65円」に!(ダイヤモンド・ザイ)
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学究社は、「未定」としていた2021年3月期の配当予想を発表し、前期比で「増配」とする予想を、2020年11月10日の15時に発表した。これにより、学究社の配当利回り(予想)は6.04%となった。
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学究社は、2021年3月期の予想配当を、中間配当(9月・権利確定済み)が「35円」、期末配当(3月)が「30円」、合計の年間配当額は「1株あたり65円」とすると発表した。
学究社の2020年3月期の配当は「1株あたり60円」だったので、前期比で「5円」の増配となる。今回の増配発表によって、学究社の配当利回り(予想)は6.04%となった。
学究社は「業績に対応した成果の配分を行うこと」を基本方針としており、本日(2020年11月10日)発表された2021年3月期第2四半期の連結業績をふまえ、今回の「増配」を決定した形だ。ただし、増配となったのは9月末に権利が確定済みの中間配当である点には注意しておこう。なお、学究社は今回、配当予想とともに業績予想も発表しており、2021年3月期は前期比で「増収・増益」の業績予想となっている。
●学究社の過去10期の配当の推移は?
■学究社(9769)の過去10期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
2012/3
20円
2017/3
60円
2013/3
30円
2018/3
60円
2014/3
40円
2019/3
60円
2015/3
50円
2020/3
60円
2016/3
60円
2021/3
65円
(予想)
学究社の年間配当額は、ここ数年は「1株あたり60円」が続いていた。しかし、2021年3月期の配当予想「1株あたり65円」が予想通り実施されれば、5年ぶりの「増配」となる見通しだ。
また、学究社
の配当額の伸び具合も確認しておきたい。前期にあたる2020年3月期から2021年3月期にかけての1年間で、学究社の年間配当額は「1株あたり60円」から「1株あたり65円」まで、8.3%増加することになる。
参考として、学究社の株価も確認しておこう。学究社の株価は、2018年の中頃までは上昇傾向にあったが、その後は下落に転じており、コロナ・ショックのあとは1100円前後の水準で推移している。
■学究社(976