中国、消費者物価が大幅鈍化 10月は豚肉価格下落で11年ぶり低い伸び(産経新聞)

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 【杭州=三塚聖平】中国国家統計局が10日発表した10月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0・5%上昇した。上昇率は9月(1・7%)から大幅に鈍化して1%を下回り、香港メディアによると2009年10月以来の低い伸びだった。アフリカ豚熱(ASF)の影響で高騰していた豚肉価格が下落に転じたことが鈍化の要因となった。  豚肉価格は2・8%の下落だった。9月まで2桁台の大幅な上昇が続いていたが、生産回復などで豚肉の供給量が増えたことにより価格が下がった。  豚肉価格の影響が大きいものの、景気回復が進んでいるにも関わらず物価が上昇しにくい状況となっている。雇用回復力の弱さが家計消費の重しになっているという指摘もある。  一方、統計局が同時に発表した10月の工業品卸売物価指数(PPI)は2・1%下落した。下落率は9月から横ばいで、9カ月連続のマイナスだった。

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(2020/11/10)