ANA、12月国内線減便17% 年末年始に臨時便(Aviation Wire)
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全日本空輸(ANA/NH)は11月10日、12月から年始にかけての国内線運航計画を発表した。一部路線で運休や減便を実施する。12月1日から31日までの期間は、計画の17%にあたる72路線3940便を減便。2021年1月1日から5日までの運休や減便は計画対比4%の14路線142便にとどまり、12月25日から1月5日までの年末年始期間は前年の93%にあたる便を運航する。また、臨時便を設定して年末年始の需要を取り込む。
12月の運休は6路線で、地方空港からの国際線接続用に運航する成田発着の札幌(新千歳)、仙台、新潟、中部、伊丹の5路線と、関西-福岡線。一部の日が運休となるのは、羽田-釧路線や札幌-那覇線など17路線となる。
減便は49路線。羽田発着は関西や神戸、富山、広島、鹿児島など26路線で、このうち幹線4路線は札幌と福岡の2路線のみ減便となる。札幌線は1日14往復28便の計画に対し、減便後は同13往復26便から14往復28便、福岡線は1日17往復34便の計画に対して同16往復32便から17往復34便を運航する。
1月1日から5日までの期間中、運休は12月の6路線に成田-那覇線を加えた7路線。減便は7路線で、羽田-関西線、伊丹-札幌線、大分線、長崎線、宮崎線、鹿児島線、那覇線が対象になる。
臨時便は12月1日から1月5日までの期間中、年末年始を中心に羽田-札幌、函館、福岡、那覇、宮古、石垣、関西-宮古、中部-札幌、函館、長崎、鹿児島、那覇、那覇-宮古の13路線に設定する。