【阪神】藤川球児、引退スピーチ全文「野球選手・藤川球児というのは皆様の気持ちの塊だったんだと思います」(スポーツ報知)

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◆JERAセ・リーグ 阪神0―4巨人(10日・甲子園)  今季限りで現役を引退する阪神・藤川球児投手(40)が引退試合でラスト登板に臨み、全12球ストレート勝負で3者凡退に封じ、2つの三振を奪った。  試合後には、華やかな引退セレモニーが行われた。最強リリーフトリオ「JFK」で一時代を築いたジェフ・ウィリアムス氏、久保田智之氏や城島健司氏、WBCで共闘したカブスのダルビッシュ有、同級生のソフトバンク・和田毅、元中日の岩瀬仁紀氏、巨人などで活躍した清原和博氏、上原浩治氏、そして憧れの元巨人・斎藤雅樹氏からメッセージが贈られた。  その後、マウンド付近で約11分間の引退スピーチ。途中、言葉に詰まる場面もあったが、最後まで笑顔。多くのファンから大きな拍手を浴びた。  ◇藤川球児の引退スピーチ全文  まず始めにこの度、野球選手・藤川球児のためにこんな素晴らしい舞台を用意していただいた阪神タイガース球団、そして矢野監督をはじめとするコーチ、選手、スタッフの方々にお礼を申し上げたいと思います。  本日は阪神タイガースファン、そして全国の野球ファン、そしてプロ野球界の先輩方皆様に、今日、この日を迎えるまでに皆様からいただいた夢や希望を持ち、人生を前向きに生きる事ができたお礼を伝えたいと思います。  1999年に阪神タイガースに入団して、同じドラフト1位には同級生、西武ライオンズ・松坂大輔、そして巨人軍の上原浩治さんがいました。2人は1年目から素晴らしい活躍をしていました。2人を見て、失敗と故障を繰り返す自分とを比べると、自分には無理だと普通なら諦めてしまうでしょう。でも僕は、今は勝ち負けはついていない! と認める事だけは絶対にしませんでした。  当時、周りから厳しい視線を感じたり、厳しい言葉を投げかけられる事もたくさんありました。しかし、どんな時もいつも必ず見返してやる。そう思い、やってきました。そして2005年、タイガースで優勝する事が出来ました。最高の思い出です。  その後、松坂と上原さんががメジャーリーグに行って、追いかけるように自分もメジャーリーグにチャレンジしました。しかし、本当に苦しい事ばかりで、孤独で、また新人の頃のようにうまくいかない日々が訪れ、明日すら…。(言葉に詰まるも)大丈夫です(笑い)。明日すら見失いそうになっていました。  そんな時、

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(2020/11/10)