指宿小創立150周年記念式典 OBのオペラ歌手が歌声披露(KKB鹿児島放送)
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創立150周年を迎えた鹿児島県指宿市の小学校。学校の体育館で行われた記念リサイタルでは卒業生のオペラ歌手が歌声を披露し、母校の節目を祝いました。
明治3年(1870年)、指宿小学校は「正明館 指宿校」という名称で創立されました。校長室には歴代の校長先生の写真がずらり。明治、大正、昭和、平成そして令和と、いくつもの時代を経て今年で創立150周年を迎えました。
(指宿小学校 鬼塚富貴子 校長)
『当初は2日間にわたって記念式典などを行う予定だったが、コロナ禍で時間短縮で行うことになった。指宿小学校の長い伝統を引き継ぐことができて感無量』
記念式典や関連する行事は時間短縮のためプログラムが見直され、規模を縮小して行われました。
歌声で会場を魅了したのは指宿小学校の卒業生でオペラ歌手の大山大輔さんです。大山さんは東京藝術大学を首席で卒業し、高い歌唱力でこれまで数多くの舞台に出演してきました。
リサイタルでは「セビリアの理髪師」や「魔笛」などオペラの名作のほか、小学校が創立された年と同じ1870年生まれの作曲家の作品が披露されました。
(卒業生・オペラ歌手 大山大輔さん)
『すごく年が離れている後輩たちだが温かい気持ちで歌うことができた。なれると信じてそのことに突き進んでいけば、君たちは何にでもなれますということをお伝えしたい』
コロナ禍のなか迎えた創立150周年の節目の年。子どもたちは伝統を受け継ぎ、次の世代へつないでいきます。