母親は男から娘への暴力示唆「つきあったことが間違いだった」 札幌2歳女児死亡裁判(HBCニュース)

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 当時2歳だった池田詩梨(ことり)ちゃんは、なぜ亡くなったのか。母親の池田莉菜(りな)被告は、10日、最後の被告人質問で、交際相手の男の暴力を示唆し、「つきあったことが間違いだった」と振り返りました。  「どれだけ忙しくても、私が寝る間を割いてでも、娘との時間を作ってあげればよかった」(池田莉奈被告)  声を震わせ、後悔を述べた池田莉菜(りな)被告。去年、娘の詩梨(ことり)ちゃんに、必要な食事や医療を与えず、放置して死亡させた罪に問われています。  検察は、司法解剖の結果をもとに、詩梨ちゃんの死因は「低栄養による衰弱死」と指摘。一方、池田被告は、詩梨ちゃんは亡くなる2、3時間前にも自力で歩き、食事をしていたと衰弱を否定し、無罪を主張しています。  「ぐったりしていたとか、スプーンも持てない、無理やり口につっこんだとか、ありえないです」(池田莉奈被告)  これまでに弁護側の証人として出廷した2人の医師も、胃の内容物などから「衰弱死」を否定。その一方で、詩梨ちゃんが「低栄養」の状態だったことは認めています。  「今になってお医者さんの話を聞いて、もっと食事にも気を使っていればよかったなと思っています」(池田莉奈被告)  裁判で池田被告は、自分が風呂に入っている間に、交際相手の藤原一弥(ふじわら・かずや)被告が暴力をふるって詩梨ちゃんが急変した、と主張。10日も、詩梨ちゃんの上唇には鮮やかな血がついていて、近くには「血を水で薄めたような水たまり」もあったと証言しました。  「私がお風呂あがるまでの間に何かあったんじゃないか。一弥くんが娘に何かしたんじゃないかとしか考えられなくて」(池田莉奈被告)  詩梨ちゃんは、吐いたものをのどに詰まらせ窒息死したと反論する弁護側。「お腹や背中を打ったりすると吐く可能性がある」とも主張しています。  一方、藤原被告は証人尋問で「風呂場の前で体をふいているときに、苦しそうな声が聞こえた」などと証言し、自身の暴力を否定しています。  そして、10日被告人質問の最後には…  「詩梨ちゃんが亡くなるのを避けるために、どういうことをしておけばよかったと思いますか?」(裁判官)  「根本的には、やはり、藤原さんとつきあったことが間違いだった」(池田被告)  このように振り返った池田被告。裁判は、11日、検察が論告求刑をし、結審しま

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(2020/11/10)