WHO総会で台湾の参加話し合われず 外交部「政治優先」と中国を批判(中央社フォーカス台湾)

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(台北中央社)外交部(外務省)の欧江安報道官は10日の定例記者会見で、世界保健機関(WHO)年次総会で台湾受け入れに関する議題が採用されなかったことに言及し、「一つの中国」原則を主張して公衆衛生の安全より政治を優先させたとして、中国の代表に「深い遺憾」と「強烈な抗議」を表明した。 WHO総会は、5月に規模を縮小して行われた会議の再開セッションとして、9~14日の日程でオンライン方式で開催中。台湾をオブザーバーとして招請する件を議題に盛り込むことは、中華人民共和国を「中国」の代表だと承認した国連総会2758号決議やWHO総会25.1号決議を根拠にした中国の反対で否決された。 一方、中華民国(台湾)と外交関係を結ぶナウル、エスワティニ、マーシャル諸島、ホンジュラスが初日の一般委員会や2対2の弁論で台湾のために声を上げたほか、米国のアンドリュー・ブレンバーグ在ジュネーブ国連大使もビデオメッセージを公開して台湾を受け入れるようWHOに呼び掛けた。欧氏は、4カ国の正義感ある言動と米国のゆるぎない台湾支持の決意に「心からの感謝」を表明した。 (葉素萍/編集:塚越西穂)

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(2020/11/10)