決勝戦で32点差の完敗…大東文化大は悔しさを糧にインカレでの再起へ(バスケットボールキング)

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「オータムカップ2020」決勝戦後、大東文化大学を率いる西尾吉弘コーチ、そしてキャプテンの飴谷由毅(4年)と副キャプテンの星野京介(3年)から出た言葉は、異口同音にこの一言である。 【#バスケを止めるな2020】阿部友和(富山グラウジーズ)が自作のプレー映像で切り開いた大学への道 「完敗」  10月11日の初戦から日本大学、筑波大学を退けて踏み入れた決勝の舞台だったが、東海大学の壁は厚く、最終スコア47-79。コート上で相手の強さを肌で感じた飴谷は、「手も足も出ない状況だった」と口にしたほどだ。  試合を振り返ると、開始から理想的なシュートシチュエーションを作っていたのは大東文化大の方だった。西尾コーチも「最初はオープンショットを打てていたので、チームオフェンスは成功していました」と評価したが、星野が立て続けに放った3本の3ポイントシュートはリングを通過せず、開始約6分間で4-6。そこからジワジワと東海大に引き離されていくと、飴谷が審判に不満を垂れてテクニカルファウルを宣告されるなど、「シュートが入らなかったことで、そこからバラバラになりはじめた」(西尾コーチ)。 「40分間ずっと『慌てるな』と言ってたんですけど、やはりどこかで打開しなきゃいけないという部分で個に走ってしまった。なかなか切り替えることができなかったですね。私も含め、現段階では力負けをしてしまったので、それは次のインカレに向けて切り替えてやっていくしかない。本当に完敗でした」  準優勝でオータムカップを終えた今年の大東文化大は、4年生が少なく若いチームだ(今大会エントリーした4年生は3名のみ)。決勝では東海大の選手層と徹底力の前に苦杯をなめる結果となったが、決勝まで勝ち上がったことはインカレへ向け一つの自信になったに違いない。 「ファイナルまで進んだことは、選手たちの自信につながればいいかなと思います。やっぱり経験値が浅い選手が多いので、その辺をもっと詰めてそれぞれのレベルを上げられれば、もっともっと大東らしい粘り強いバスケができると思っています」と、西尾コーチも選手たちの伸びしろに期待している。  チームを背負う飴谷は敗戦に責任を感じながらも、東海大との再戦を臨み、大会を後にした。 「自分が全て責任を負うのはおかしいかもしれませんが、こういう試合をしてしまったのは自分の責任として捉

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(2020/11/10)