名演説で振り返る大統領選“敗北宣言” 124年続くもトランプ氏で途切れる? 「潔さの押し付けはよくない」(ABEMA TIMES)

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 2008年、前大統領のオバマ氏に敗れた共和党のマケイン氏。党派を超え、団結を訴えたスピーチは名演説と呼ばれた。「先ほどオバマ上院議員に連絡をして、祝意を…」と話したところでオバマ氏へのブーイングが起こったが、それを静止。「私を応援してくれた国民にも、オバマ氏を祝福するだけでなく、次期大統領に善意を持って接し、折り合いと妥協点を見出し、違いを乗り越え、緊迫した時代の中でも繁栄と安全を回復し、より良い国を次世代に残せるよう呼びかけたい」。  そして2016年、優勢と言われながらもトランプ大統領に敗れた、民主党のヒラリー・クリントン氏の敗北宣言は印象的なものだった。初の女性大統領誕生へ挑戦を続けたクリントン氏は、女性の社会進出を阻む壁を「ガラスの天井」と表現。「私たちはいまだあの最も高く最も厚い『ガラスの天井』を打ち破ることができていません」と悔しさをにじませたが、「結果を受け入れ、未来を見据えなければならない。ドナルド・トランプ氏が我々の大統領になるのです。我々はオープンな心で、彼に(この国を)牽引するチャンスを与えなくてはならない」。  トランプ大統領が「バイデン氏にアメリカをけん引するチャンスを」と、自らの口で語る日は来るのか。BuzzFeed Japan News副編集長の神庭亮介氏は「敗北宣言はしないと思う。トランプさんがマケインさんのように『違いがあっても、私たちは皆アメリカ人だ』と言い出したら、みんな『嘘つけ』と思うはず。120年続いた伝統なので残念に思う人もいるだろうが、ここで慣例を断ち切ることで、最後の最後まで規格外な大統領であり続けるのではないか」との見方を示す。

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(2020/11/10)