LGディスプレー、7四半期ぶりに黒字化(LIMO)

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 LGDの20年7~9月期における生産可能面積は、中国広州の8.5世代(8.5G=マザーガラスのサイズ2200×2500mm)有機EL新工場の稼働開始などで、前四半期比16%増の1080万㎡に増加した。これに伴い出荷面積も同24%増の830万㎡に増え、㎡あたりの平均売価は前四半期の654ドルから706ドルへ大きく上昇した。  ちなみに、液晶パネルの価格は、旺盛な需要とLGDをはじめとする韓国メーカーの生産能力削減によって、6月から急激な値上がりが続いている。6月に30ドル台前半だったテレビ用32インチの価格は、10月には50ドル台後半にまで上昇しており、これがLGDをはじめとする液晶パネルメーカーの収益改善に寄与している。  LGDの20年7~9月期におけるディスプレー製品別の売上構成比は、テレビ用が前四半期の23%から28%に、モバイルその他が25%から29%へそれぞれ増加し、ノートPCやデスクトップモニターなどのIT用は43%となった。設備投資額は3700億ウォンと、15年以降で最低レベルの水準にまで抑制した。在庫は、アップルなどの戦略顧客向けの出荷準備とテレビ用の生産増によって前年同期比で6%増加した。

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(2020/11/10)