【エリザベス女王杯】3歳馬のレベルを再考すればオークス3着馬ウインマイティーの逆襲だ(東スポWeb)

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【エリザベス女王杯(日曜=15日、阪神芝内2200メートル)dodo馬券】3歳と古馬の牝馬ジェネレーションバトルが日曜(15日)阪神メインの第45回エリザベス女王杯(芝内2200メートル)。当欄が狙うのは、デアリングタクトが無敗の3冠を成し遂げた裏で隠れる形になっている3歳の実力馬。オークス銅メダルのウインマイティーが巻き返しに燃えている。  世代を超えた頂上対決がエリザベス女王杯の醍醐味であるが、15年マリアライト、18年リスグラシューなど、ここでGⅠ初制覇を果たした例も少なくない。また、歴史をさかのぼれば、03年アドマイヤグルーヴや08年リトルアマポーラなど、それまでGⅠを勝つことのできなかった3歳馬の戴冠も目立つ。同世代に強力なライバルがいたがためにチャンスを阻まれ、出世が遅れたことでGⅠロードに乗れなかった馬が日の目を見た例もあった。成長期にある3歳馬を軽視することは禁物。特に無敗の3冠馬デアリングタクトが出現した今年は、3歳馬のレベルを再考する必要がありそうだ。  ウインマイティーの秋華賞は9着と不完全燃焼の競馬に終わった。「返し馬、ゲート裏までの雰囲気はすごく良かったんです。久々の紫苑S(6着)では気合が入り過ぎている感じだったのが、あの日はすごく落ち着いていて。でも、ゲートの中で…」と悔しそうに振り返るのは柴田助手。 「もともと後ろに馬がいると気にするところはあったんです。奇数枠の先入れで待たされているうちに馬が座り込もうとして…」。内めをロスなく回れる絶好枠と思われた⑤番枠がアダに…。スタートで後手に回って終始馬場の悪いところを走ることになってしまった。  これが第一の誤算だ。 「返し馬で確認した時点ではこなせる馬場かと思ったんですが、上がってきた時の泥の付き方を見ると、馬場の内めは相当に悪かったんだと思います」。誰もがデアリングタクトの存在を意識して、できるだけロスなく立ち回ろうと内めの進路を選択した。結果として先行馬、内を通った馬たちは壊滅状態に。対照的に馬場のいいところを走った一番強い馬が当然のように3冠目を制した。  これが第二の誤算だった。 「何度も他馬と体をぶつけて、相当にきつい競馬だったと思います」  しかし、かみ合わない競馬にじだんだを踏んだ同助手も、レース後の馬の様子を聞くと顔色はガラッと変わった。 「さらに調子を

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(2020/11/10)