【江戸川ボート・ヴィーナスS】引退危機乗り越え… 西舘果里が地元でデビュー初V!(東スポWeb)

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 ボートレース江戸川の「ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯」は10日の最終日、第12Rで優勝戦が行われ、2号艇の西舘果里(みさと、東京=33)が差し快勝。地元でうれしいデビュー初Vを飾った。  レースは2コースからコンマ16のトップスタートを決めると、1Mでイン深川麻奈美(福岡=33)の内を差してバック先頭。その後は最後まで追走してきた落合直子(大阪=36)を3周目バックで突き放し、歓喜のゴールを切った。 「勝つにはインよりも早いスタートを決めるしかないと思っていて、そのイメージ通りのレースができました。12Rの時間帯に走るのは初めてだったけど、足は全部が良かったですね。落合さんがずっと追ってきたので、最後までドキドキでした。優勝できてうれしいです」と会心のレースを笑顔を振り返ったが、実はほんの1か月前まで選手生命の危機に瀕していた。  事故点の累積のため前期は4期通算勝率の厳しい勝負駆け。そのボーダーをクリアできなければ引退しなければならない状態だったが、9月の蒲郡オールレディースで好走を続けて、危機を回避したばかりだった。 「つい最近ですからね。すごく苦しかったですし、今は優勝できて本当に信じられない。でも、今日からが新たなスタートだと思っています。お世話になっている師匠の乙津康志さん(東京=53)、先生の水野望美さん(愛知=31)、そして家族に感謝したい。選手としても、もっと成長したいです」と、第二の選手生活の新たな抱負を語った。ドラマのようなVを飾った劇的レーサーの今後にも注目したい。  西舘は1986年11月27日生まれ。高校~実業団リーグとソフトボールを続け、引退後にボートレースに転向。2013年11月平和島で東京支部113期生としてデビュー。今回が通算2回目の優出だった。

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(2020/11/10)