チョ・グク氏「検察ファッショ」と連日批判…「日本の特捜部の問題点ばかり学んだ」(朝鮮日報日本語版)

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 チョ・グク前法務部長官が連日の「検察たたき」に乗り出している。今回は韓国検察を東京地検特捜部になぞらえ「検察ファッショ」と批判した。  チョ前長官は9日午前、自身のフェイスブックで、日本の新聞記者・石塚健司氏が書いた『東京地検特捜部の崩壊-堕ちた最強捜査機関』(原題『「特捜」崩壊 堕ちた最強捜査機関』)の一部分を紹介した。この書籍には、日本の検事総長を務めた吉永祐介氏の「捜査で世の中や制度を変えようとすれば検察ファッショとなる。それはありえないことだ」という言葉が出てくる。  チョ前長官はこの言葉を紹介し「解放後から最近まで、韓国の検察実務は日本の検察実務に倣ってきた」として「特に、韓国の特捜部の検事たちは、東京地検特捜部を典範と考えていた」と指摘した。チョ前長官は「以上の問題点は、捨てるべき病弊ではなく学ぶべき技術として習得され、伝授された」と批判した。  チョ前長官によると、この書籍の著者は、日本の検察の特殊捜査について、問題点を3点指摘している。▲組織の上層部が企画したシナリオに合わせて調書を作成する「上意下達型」の捜査▲初めから特定の人物を「悪人」として目星を付けストーリーを仕立てる「悪人中心型」の捜査▲捜査しながらメディアに情報を流し世論を操作する「劇場型」捜査―の三つだ。  チョ前長官はこの三つの問題点について「全て見慣れたものではないか?」と指摘し、韓国検察が同じ問題点を抱えていると批判した。自身と自身の家族に対する検察の捜査にもこの三つの問題点が当てはまる、という意味に読み取れる。  チョ前長官は「2009年、廬武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に対する検察捜査の余波によって悲劇が起きた後、検事たちがこの本をよく読んだと聞いた」「しかし、何ら変化がなかった。読書で解決する問題ではない。制度が変わらなければならない」と主張した。  チョ前長官は先週末からフェイスブックで毎日、検察たたきを続けている。この日午前には、キム・ヨンジョン元水原地方検察庁安養支庁長に関する記事をリンクし「2003年に検事との対話に参加して、廬武鉉大統領に請託の電話をかけたかどうか追及し、盧大統領に『ここまで来たらやってやろうということだろう?』と言わせたキム・ヨンジョン検事の話。彼は2018年に自由韓国党の倫理委員長にも任命された」とつづった。  前日には、(J.R.R

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(2020/11/09)