【トライアスロン】日本選手権が大成功! ライブとネット融合の新しい観戦法を東京五輪でも(東スポWeb)

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 来年夏の東京五輪へ向けた〝試金石〟と言われた体操の国際交流大会「Friendship and Solidarity~友情と絆の大会~」(8日、東京・国立代々木競技場)の成功は五輪関係者から高い評価を受けているが、同日に開催された屋外競技のトライアスロン日本選手権(東京・お台場海浜公園)も大きな成果を収めていた。  スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(長距離走)を一人で行う〝鉄人レース〟。今回は通常の半分の距離となるスイム750メートル、バイク20キロ、ラン5キロの合計25・75キロで争われた。  東京五輪へのモデルケースとして期待された今大会のテーマは、何と言っても「屋外競技」としてのコロナ対策だ。あらかじめ密になりそうなエリアを想定し、一定区間を〝無観客〟にするチャレンジだった。  日本トライアスロン連合(JTU)の大塚真一郎専務理事は「沿道など観客が多く集まりそうな場所にガードマンやボランティアに入ってもらいました。非常の多くのお客さんがいらっしゃいましたが、結果的には密にならず、うまくコントロールできた。これが大成功の要因ですね」と振り返った。  ネットを駆使して工夫も凝らした。今大会はインターネット中継が行われたが、その一方で「ライブ感」も味わうことができたという。大塚氏は「例えば密にならないデッキの上から〝リアル〟の競技を俯瞰して眺め、手元ではインターネット中継で観戦。お台場に足を運び、ゆっくりコーヒーやお茶を飲みながら、リアルとネットを同時に楽しむ。まさにお台場一帯をスタジアム化できた感じですね」と語る。  会場には東京五輪・パラリンピック組織委員会の関係者も視察。来年夏に東京大会へ自信を深める大塚氏は「今回のことはIOC(国際オリンピック委員会)にも提案できます。新しいロード競技の見方になるといいですね」と期待を寄せた。  代々木とお台場。来年夏へ、2つの希望の光がともった。

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(2020/11/09)