【楽天】涌井秀章が史上初の3球団最多勝決定 移籍1年目で11勝「またこのタイトルを獲りたい」(スポーツ報知)

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 パ・リーグの全日程が終了し、楽天・涌井秀章投手(34)が11勝(4敗)で、ソフトバンク・千賀滉大投手(27)、石川柊太投手(28)とともに最多勝に輝いた。涌井の最多勝は西武時代の2007、09年、ロッテ時代の15年に続いて4度目。3球団での最多勝は史上初の快挙となった。  プロ16年目、34歳のベテラン右腕が、新天地でもタイトルをつかんだ。涌井は、昨オフにロッテから金銭トレードで楽天に加入。開幕ローテ入りすると、初登板だった6月24日の日本ハム戦(楽天生命)で7回2失点の好投で、いきなり初勝利を挙げた。  勢いは止まらず、8月19日の日本ハム戦(札幌D)まで無傷の8連勝。8月5日のソフトバンク戦(楽天生命)では、ノーヒットノーランまであと2人に迫る1安打完封勝利を挙げるなど、快投を続けた。16年を最後に3年間、2桁勝利はなかったが、2月のキャンプで、シンカーに挑戦。ストライクゾーンで動く新球を手に入れたことで、投球の幅が広がった。  20試合に登板して、11勝4敗で、防御率は3・60。まだまだ元気いっぱいな涌井は球団を通して「楽天イーグルスでも最多勝を獲れたこと、1年間ローテーションを守れたことは素直に嬉しいですし、改めて自信になりました。今年はストレートが戻ってきましたし、投げ方もある程度いい状態を維持できたことが、開幕8連勝につながったと思います。チームとしては4位という悔しいシーズンでしたので、来年も1年通してローテーションを守り、チームの優勝に貢献できるように頑張ります。そして、またこのタイトルを獲りたいです」とコメントした。  楽天での最多勝は08年岩隈、11、13年の田中以来、3人目で4度目となった。  ◆涌井 秀章(わくい・ひであき)1986年6月21日、千葉・松戸市生まれ。34歳。横浜高在学中は、2003年センバツ準優勝。04年夏の甲子園8強。04年ドラフト1巡目で西武入団。09年に沢村賞受賞。08年北京五輪、09、13年WBC日本代表。13年オフに西武からロッテにFA移籍。通算成績は437試合で144勝132敗37セーブ。185センチ、85キロ。右投右打。妻はモデルの押切もえ。年俸1億2500万円(金学は推定)。

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(2020/11/09)