「着物は内面の美しさを表現する」きものコンテスト九州大会の入賞者が喜びの声 福岡(産経新聞)

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 「日本の心と美の祭典 全日本きもの装いコンテスト九州大会」(全日本きものコンサルタント協会主催、産経新聞社後援)の入賞者が9日、産経新聞九州総局(福岡市中央区)を訪れ、受賞の喜びを語った。  同大会は和装普及を通じて礼節や伝統文化を次代に継承する目的で昭和47年から各地で開かれている。  今回の九州大会は8日に福岡市民会館(福岡市中央区)で開催され、振袖(ふりそで)や留袖(とめそで)、カジュアル、子供、外国人、学校対抗の6部門に計49人が参加。着付けの際の手際の良さや作法の美しさを競った。  最優秀の「きもの装いの女王」に選ばれた熊本県玉名市の吉田有見(ゆうみ)さん(20)は「着物を着ることは外見だけでなく、内面の心の美しさを表現するもの。成人式で着物姿で写真を撮った際、着物は母や祖母ら代々の記憶を受け継ぐすてきなものだと感じました」と語った。  準女王に選ばれた熊本県阿蘇市の磯邊真華(まなか)さん(18)は「着物は着る人の所作や振る舞いなどによって見え方が違ってくるので、自分を律し心を磨くことができるのが魅力」と話した。  今年はコロナ禍でコンテスト開催が危ぶまれたという。関係者は「コロナで世の中が止まってしまってはいけないという思いで準備しましたが、多くの人たちに助けられて開催できた。着物を通じて、心の深いつながりを築いていたことが確認できた」と話した。  入賞者は来年4月に東京都内で開かれる「全日本きもの装いコンテスト世界大会」に出場する。

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(2020/11/09)