バイデン氏勝利宣言「同じ米国人」訴えも収束見えず(日刊スポーツ)

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米大統領選は民主党のバイデン前副大統領(77)が勝利を確実にした。投票日から5日目の7日(日本時間8日)、地元の東部デラウェア州ウィルミントンで「国民は明確な勝利をもたらした」と史上最高齢となる次期大統領は勝利宣言した。共和党のトランプ大統領(74)は「勝者は私だ」と、ツイッターに投稿し、法廷闘争に持ち込む姿勢を崩していない。来年1月20日予定の大統領就任式へ向け、さらに混迷は深まる。 【写真】選挙集会で笑顔を見せるバイデン氏 異常なまでに過熱した激戦の大統領選はバイデン氏勝利で決着がついた。バイデン氏は勝利宣言とともに「分断ではなく結束を目指す大統領になる」と深刻さを増した分断、混乱の収束を訴えた。青い州(民主党支持)、赤い州(共和党支持)で対立した全国民に「敵ではない。同じ米国民だ」と融和、団結を訴えた。 7日、米主要メディアはペンシルベニア州でバイデン氏が勝利したことを速報した。これで全50州と首都ワシントンに割り当てられた選挙人538人の過半数を獲得して当選を確実にした。ネバダ州でも勝利し、214人でとどまっているトランプ氏を引き離し、279人を確保している。 史上最高齢の米大統領が誕生する。バイデン氏は20日に78歳の誕生日を迎え、来年1月20日に予定されている大統領就任時で史上最高齢となる。これまでの最高齢は17年1月に70歳で就任したトランプ氏だったが最高齢のバトンリレーは法廷に持ち込まれる可能性が出てきた。 副大統領は史上初の黒人女性かつ、初のアジア系のルーツを持つハリス上院議員が就任する。分断が深まる米国の多様性を反映する大きな存在として注目されている。有色人種として史上初のカリフォルニア州司法長官にも就任したハリス氏は、トランプ氏が仕掛ける法廷バトルをどうみるのだろうか。バイデン氏は高齢であるがゆえに、健康不安説がつきまとう。バイデン氏が在任中に職務遂行ができない事態に陥った場合には史上初の女性大統領という可能性もある。

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(2020/11/09)