西武ドラ１渡部が特大弾「大きくならずに」重圧なし（日刊スポーツ）
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＜関東地区大学野球選手権大会：桐蔭横浜大2－1中央学院大＞◇準々決勝◇9日◇横浜スタジアム
【写真】サヨナラ適時失策にガッツポーズで喜ぶ渡部らナイン
これがおかわり3世だ！ 西武ドラフト1位指名の桐蔭横浜大・渡部健人内野手（4年＝日本ウェルネス）が、ドラフト会議後初の公式戦初打席で1発を放った。0－1で迎えた2回先頭で打席に立つと、真ん中高めの直球を振り抜き、横浜スタジアムの左翼最上段まで打球を飛ばした。
会心の当たりにゆっくりとダイヤモンドを回った。「ライナーで全力で走って入ったというのではなくて、確信のを（打ちたい）。（今日の当たりは）ホームランバッターとして気持ちいい」と笑顔を見せた。
ドラフト1位指名を受け、注目度がさらに上がった中での一戦。特にプレッシャーがかかる第1打席で結果を出した。「変わらない。ドラフト1位だからって大きくならずに謙虚にやっていきたい」と真っすぐ前を向いた。
本塁打量産の秘訣（ひけつ）はフルスイングしないこと。8割ぐらいの力でバットを振る。力感ないフォームから長打を放つ姿は“本家”西武中村をほうふつとさせる。練習試合を含め大学通算45本塁打。今秋のリーグ戦では、10試合で打率4割3分6厘8本塁打23打点で最優秀選手賞やベストナインを受賞。絶好調を維持して、大学最後の大会でも打ちまくる。【湯本勝大】
▽西武潮崎編成グループディレクター（渡部に対し）「すばらしいですよね。きっちり1打席で結果を出せることはいいこと。スケールの大きい選手になってほしいね」
