学力だけじゃない! 本当に「デキる子」に育てる家庭の習慣3つ(All About)

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2000年にノーベル経済学賞を受賞したヘックマン氏は、子どもの育ちに関して、学力以外の部分の重要性を指摘しています。「非認知能力」と呼ばれるもので、具体的には「粘り強さ」「やる気」「前向きさ」「自制力」などになります。 その中の1つ「自制力」の育成に関しては、筋力と似たような考え方ができるとされています。筋力をアップさせるには「継続」と「反復」が大事ですが、「自制力」の育成に関しても同様であると考えます。 言い換えると、鍛えることで伸ばすことが可能だということになります。私は小学校の学級担任をしている際、「自制力」の弱い子どもに意識的に我慢をさせる経験をしていました。 その子どもが我慢をして、あと少しで怒り出したり泣き出すなど感情が爆発する直前に、声かけをします。例えば、「怒っても何も解決しないよ」「怒ったらさらに状況が悪くなるよ」というような声かけです。 また、その子どもが感情を爆発させることができず、感情の持って行き場がなく少し苛々とした状態の時に「怒ろうとしていたのに我慢をして立派だった」「成長したと思う」という声かけもしました。怒り出さなかったことに対し、肯定的な評価を与えます。 そのことによって、その子どもの「我慢をしようとする思い(自制力)」が少し高まります。どのような場面でも我慢させれば良いというものではありませんが、このようなことを繰り返していくことで、自制力を高めることになります。筋トレのようなものです。 上の例は、学校での教師と子どもの関わりですが、これは家庭でもできることです。ポイントは、子どもが何かに我慢をした姿を見かけたら、親は即座にそれを褒めるということです。子どもをしっかりと見ていると、葛藤をしたり、我慢をしたりという状況が見えてきます。 自制力が弱い子どもほど、そういった際に、即座に何度も褒めることが大事になります。筋トレで筋肉が付くように、子どもに自制する力が少しずつ付いていきます。

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(2020/11/09)