今季大苦戦のフェラーリF1……今の目標は「来季定期的に表彰台争いができるようになる」こと(motorsport.com 日本版)

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 今季のフェラーリは、チーム史上稀に見る苦戦を強いられている。13レースを終えた時点で優勝はゼロ。コンストラクターズランキングでは6番手に低迷している。5番手レーシングポイントとの差は31ポイント。一方7番手につけるアルファタウリ・ホンダには、14ポイント差まで迫られている。 【動画】2020年F1第13戦エミリア・ロマーニャGP決勝ハイライト  首位メルセデスと2番手レッドブルは大きく抜け出しているものの、ランキング3番手争いは実に僅差。ルノーが135ポイント、マクラーレンとレーシングポイントが134ポイントと、わずか1ポイントの中に3チームがひしめき合っている。  フェラーリとしては、このランキング3位争いに加わりたいところ。しかし、シャルル・ルクレールは安定してポイントを稼ぐことができているものの、今季限りでチームを離れることが決まっているセバスチャン・ベッテルはここ7レースでの獲得ポイントがわずか2という状態。3番手集団との差は縮まるどころか、逆に広がってしまっているような状況だ。  チーム代表のマッティア・ビノットは、ランキングを上げることを熱望しているとしながらも、そのための十分な時間が残されていないかもしれないと認めた。 「確かに、チャンピオンシップでひとつでも順位を上げようとすることは、素晴らしいことだと思う。でもイモラを見ると、ポイントを縮めることができなかった」  ビノット代表はそう語った。 「戦いは非常に接戦だ。しかし、我々のマシンは良くなったと思う。だから我々はひとつでも前を目指すし、目標は誰かに追いつこうと試みることだと思う。でも残りはあと4戦。とても大変なことになるだろう」  今季はパワーユニットの面でも、そして空力面でも、ライバルに対して遅れをとったフェラーリ。首位争いに復帰するまでには長い時間がかかると、チームも認めている。ビノット代表は来季の目標について、定期的に表彰台を目指して戦うことだと、スカイ・イタリアに対して語った。 「我々のプロジェクトは誤っていた。そして間違っている方向で開発を進めていたのだ」  そうビノットは語った。 「そして新型コロナウイルスの流行が始まり、開発作業がストップした。このことは、我々にとって大きな痛手となった」 「9週間の作業停止に従わなければいけなかった。さらにその後で、202

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(2020/11/09)