米大統領選・バイデン氏勝利宣言 異例の事態続く現地 鹿児島県出身者は(MBC南日本放送)
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国を二分する大接戦となったアメリカ大統領選挙で、民主党のバイデン氏が8日、勝利宣言を行いました。一方でトランプ氏は敗北を認めておらず、徹底抗戦の構えです。異例の事態が続く今回の選挙を、アメリカに暮らす鹿児島県出身者や県民はどう見ているのでしょうか。
(栄秀吉さん)「今ニューヨーク(午前)11時30分すぎです。大統領が決まったようで、お祭り状態です」
この映像は、ニューヨークで暮らし、県人会の奄美会代表も務める奄美市出身の栄秀吉さん(44)が撮影したものです。現地時間の8日午前、メディアがバイデン氏の当選確実を速報すると、街では人々が車のクラクションを鳴らすなどして喜びを表現していたといいます。
(栄秀吉さん)「まさにお祭り状態というのがふさわしい状態だと思います。ニューヨークは3月にロックダウンがありましたので、ある意味、あれだけ表に出てきたというのは、6か月くらいの中で初めての光景だったと思います」
夜になっても人々の興奮は収まらず、タイムズスクエアではアメリカ国旗を振る人の姿も見られました。
(タイムズスクエアにいた人)「この国の半分の良識的な人々は、トランプ政権のせいで過去4年間は落ち着いて息ができないような感じだった。きょうはそんな大勢の人々がこれまでのうっぷんを吐き出した」
また、今回、黒人やアジア系移民の血を引くカマラ・ハリスさんが、初めての女性副大統領に就任する見込みとなったことに期待の声も。
(タイムズスクエアにいた人)「きょうは歴史的な日。女性が初めてホワイトハウスに入った(副大統領)記念日よ」
栄さんは、ニューヨークではこれまでのところ心配されていた暴力的な抗議活動などは見られていないものの、トランプ氏が敗北を認めず、それを支持する人も多い中で、今後、どう早期決着が図れるのか注目していると話します。
(栄秀吉さん)「長引くと不安というか、大統領不在みたいな感じになる。何かあったときに誰がこの国を仕切るんですかとなる。どちらの大統領がなっても新しいアメリカをリードしてほしいと強く思う」
一方、県民は今回のアメリカ大統領選挙をどうみたのでしょうか。
(30代保育教諭)「アメリカがちょっと荒れているかと思った。新しく政権が変わるので、今度はちょっと落ち着いたアメリカの情勢になってくれれば」
(70代主婦)「(敗北宣言はまだ)して