かつて交流した名取市の男性「バイデン氏の言葉が支えに」 副大統領時代に仮設住宅訪問(KHB東日本放送)
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米大統領選で勝利が確実になったバイデン氏は、副大統領時代に名取市の仮設住宅を訪れたことがあります。
その時のバイデン氏の言葉が被災者の心の支えになっています。
大統領選の行方を見守るこちらの男性。名取市に住む高橋茂信さん(77)です。
高橋さんは東日本大震災で自宅が被災。その年の8月、高橋さんが自治会長を務めていた名取市美田園の仮設住宅を訪れたのが、当時オバマ政権の副大統領だったバイデン氏でした。
高橋茂信さん「偉い人だからね。オーラはありましたね」。
津波で親戚8人を亡くした高橋さん。自分の境遇を1時間ほど話したと言います。
そこでバイデン氏にかけられた言葉に勇気をもらいました。
高橋茂信さん「『あなた方をアメリカは助けますよ』『応援しますよ』といった言葉が今も心に残っています。心の支えになりましたね」。
高橋さんは5年前に仮設住宅を出て新たな生活を始めました。支援してくれたアメリカの人に自分たちが復興した今の姿を伝えたいと話します。
高橋茂信さん「バイデンさんを始めアメリカの方みんなにおかげさまで私も家を建てられて、何とか今暮らしていますということは言いたい」。
高橋さんは勝利が確実になったバイデン氏に「また名取に来て、復興した町を見てほしい」と話しています。