お年玉「ポチ袋」の生産ピーク 和紙産地の福井県(福井新聞ONLINE)

【リンク先抜粋】
 色鮮やかな越前和紙を使ったポチ袋の生産が、福井県越前市の製紙所で最盛期に入った。川の上流に現れた女神「川上御前」が村人に紙漉きを教えたという伝説を起源に、1500年の歴史を誇る越前和紙。お年玉と一緒に地域の伝統も伝えられる一品になっている。  丸茂製紙(越前市五分市町)が2018年春から販売している自社商品「紙さまのわすれもん」のラインアップの一つ。機械漉きで約300種類の和紙を小ロットから生産できる強みを生かし、色や柄が異なる袋3~7枚を1組にして販売している。普段は和菓子などの包装紙に重宝されるという表面に微妙な凹凸を施した和紙も使っており、いずれも高級感が漂う。  10月に入ってから注文が増え始め、女性社員が手作業で折り、のり付けして仕上げている。パッケージには商品名の由来として女神伝説の説明を添えている。同社では「ぜひ越前和紙を身近なものとして使ってもらいたい」と話している。  価格は550~600円(税別)。同市のパピルス館のほか、県内の土産物店で販売している。

続きはこちら

(2020/11/09)