JALの“ドアマット”はどこへ消えた? 懐かしのサービスは今(GQ JAPAN)

【リンク先抜粋】
かつてJALの飛行機に搭乗すると、専用の真っ赤なドアマットが敷かれていた。全員が搭乗すると、ドアマットは折り畳まれ、客室乗務員用のジャンプシート近くに保管された。 現在、このサービスは提供されていない。日本航空の広報担当者は「国内線は1981年まで、国際線は2000年前後までドアマットを敷いていたようです」と、述べる。訊くと、社内でもドアマットにかんする資料があまりないそうで、当時を知る人たちから情報をかき集めたという。 ちなみに、ドアマットのサービスはいつから開始されたのか? 前述の担当者によれば「1973年ごろのようです。主たる理由として、ファーストクラスエリアに敷かれていたカーペットの汚れを防止するのが目的だったようです。と、申しますのも、かつての機内カーペットは、鮮やかなレッドなどが使われていたため、汚れが目立ちやすかったからです」と、話す。 現在の機内カーペット色は濃いグレーで、汚れがあまり目立たないようになっている。が、15~20年ほど前の主力機だったボーイング「747-400」型機では、明るいベージュだった。これは汚れが大変目立ちやすかったそうで、現在のグレーに変更されたという。すくなくともこの10年ほどは、汚れの目立たないカラーを選んでいるとのこと。それゆえにドアマットを敷く必要がなくなったようだ。 また、ボーディング・ブリッヂの普及によってタラップからの搭乗が減り、汚れが少なくなったのも理由のようだ。

続きはこちら

(2020/11/09)