高齢者お断りアパートは消えていく!? 高齢入居者のメリット、リスクとその対策(LIMO)

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まずは、「高齢者はなぜ大家から嫌われるのか?」その理由を解説していきたいと思います。 公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会の実態調査によると、大家が拒否感を示す入居者の属性トップ3は、 (1)障害者 (2)単身の高齢者 (3)外国人 ということでした。 こうした方々を嫌がる理由は、近隣トラブルや家賃滞納、孤独死のリスクがあるからでしょう。 しかし、私はこれらの方々の入居を積極的に受け入れていますし、家賃を滞納された記憶も、孤独死で事故物件になった経験もありません。むしろ、しっかりと家賃を支払っていただいているので、私にとっては大変優良な入居者でもあります。 ところが上記のデータからもわかるとおり、一般的にこうした属性の方々は大家さんから拒否感を示される対象であると思います。今回のテーマは「高齢者」ですので、高齢者という属性の方の入居が拒否されてしまう理由について具体的に考えてみましょう。 私は、高齢者の入居が拒否される理由は4点あると考えています。 1. 収入が少ない 入居者が年金生活のみで収入が少なければ、大家としてはどうしても滞納のリスクを考えてしまうことでしょう。 2. 連帯保証人がいない 今後は連帯保証人も高齢者になる時代ですし、独身の高齢者であれば身寄りがいない可能性すらあります。しかし、最近は連帯保証人の代わりに家賃滞納保証(※)を利用するようになってきていますので、この制度を利用すれば良いような気もします。 ただし、そこにも罠があります。それが3点目の理由です。 ※『家賃滞納保証』とは、入居者が決められた期日までに家賃の支払いを行わなかった場合、滞納保証会社が立て替えて家主に滞納分の家賃を支払ってくれるというもの。 3. 家賃滞納保証に入れない 高齢者という理由だけで、家賃滞納保証の審査に落ちてしまうケースが多いようです。家賃保証にも入れず、連帯保証人もいないからこそ、高齢者の入居は拒否されがちなのでしょう。 4. 孤独死のリスク もし孤独死が発生してご遺体が腐乱した場合、異臭を除去したり、原状回復をしたりするにもかなりの費用が発生してしまいます。さらには、遺品整理も問題になってきます。 事故物件になってしまえば次の入居者も決まりづらくなりますし、家賃を下げなければならないケースもあるでしょう。 もちろん、死亡して数日で発見で

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(2020/11/08)