パート主婦は扶養の範囲内がいい? 税理士がお得な働き方を解説!(TOKYO MX)

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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。10月13日(火)放送の「オピニオンCROSS neo」のコーナーでは、税理士の中島加誉子さんが非正規社員の“お得な働き方”について述べました。 ◆「扶養」に立ちはだかる2つの壁 総務省が発表した8月の労働力調査によると、非正規の雇用者数は去年の8月から120万人減り、完全失業率は3%まで高まったことがわかりました。サービス業のほか製造業でも就業者の減少が目立ち、コロナ禍で業績が悪化したことで非正規労働者の雇用調整が本格化しています。 ITや物流、介護など慢性的に人手不足が続く業界では、コロナ禍においても雇用が増えているものの、非正規の雇用数はここ6ヵ月間、一貫して減少。中島さんも「コロナ禍でしわ寄せがいったのは非正規」と明言します。 一方で、年末に近づくとパートで働いている主婦などは「夫の扶養の範囲内で働きたい」と忙しい時期に休みを取る人もいて、非正規は扱いづらい面があるのも確か。それだけに何かあった際、どうしても真っ先に雇用調整の対象になってしまうとか。 その「扶養」に関して、大きな壁があると中島さん。一般的には「夫の扶養の範囲内」=「収入103万円以下」と思われがちですが、扶養にもいろいろあり、なおかつその壁も「それぞれ厚みと高みが全然違う」と言います。 その壁は「税の壁」と「社会保険の壁」の2つあり、ちなみに103万円は税の壁。これは所得に応じて変わるものの「税金は絶対に稼いだ以上は持っていかない」そうですが、社会保険は(仕組みが)全然違うと説明。例えば従業員501人以上の大企業に勤める場合、106万円から本人が社会保険に加入することが必須となり、いきなり10万取られることもあるそうです。 ◆扶養の範囲内で働くのは損? 社会保険の加入は? 特に年金と健康保険は高く、106~125万円程度の収入の場合、額面は増えても手取りが減る“逆転現象”が起きてしまいます。なお、従業員500人以下の企業以外の場合の壁は130万円で、155万円程度の収入だと逆転現象が起きると中島さん。 つまり気を付けるべきは、税の壁よりも「社会保険のほうの壁」と指摘。税金や社会保険が多く取られないようにとの思いから、「扶養の範囲内」で働くということ自体が「本当に損なのか」と

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(2020/11/08)