バレーボール日本代表の石川祐希が古巣相手にMVP(日刊スポーツ)

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<バレーボール・イタリア1部リーグセリエA:ミラノ3-2パドバ>◇7日(日本時間8日)◇第9節 【写真】石川祐希が最多22得点でMVP「さらに上目指す」(2020年10月12日) バレーボール日本代表の石川祐希(24=ミラノ)がアウェーで行われたパドバ戦に出場。ミラノはフルセットの末、3-2で勝利。石川は古巣相手に17得点を挙げる活躍でMVPに輝いた。 第1セットは25-16と好調な滑り出しをしたミラノだが、その後はセットごとに流れが入れ替わる一進一退の展開になった。 最終セットにまでもつれる試合を決めたのは、この日スパイク決定率47%を記録した石川。徐々にボールが集まりだし、しっかりと決め切りチームの勝利に貢献した。「フルセットでも勝つことができたので、それは1つプラスとして捉えていきたいと思います」と振り返った。 イタリア国内の新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2週間ぶりの公式戦。今節はパドバとの一戦を除き全て「延期」という深刻な事態に、石川は「試合がなくても試合感覚だけは忘れずに、常に意識をしながら練習していくことが今シーズンは大事だと思っているので」。予定通りにいかないことへの「対応力」を身につけられる機会と前向きに受け止める。 次戦は15日(日本時間16日)にアウェーで行われるトレンティーノ戦。石川は「コロナ禍でも練習や試合ができることをありがたく感じて、全力で取り組んでいきたいと思います」と気を引き締めている。 【平山連】

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(2020/11/08)