ディーン・フジオカ「嫌な男」を好演!ブッキー&“由里ちゃん”とは和気藹々と(週刊女性PRIME)

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 手島伯朗(妻夫木聡)の前に突然、現れた楓(吉高由里子)は異父弟・矢神明人(染谷将太)の妻。夫亡きあと伯朗の母が嫁いだ“矢神家”の当主は危篤で、30億円もの遺産の相続権は明人にある。彼の失踪には親族が関わっていると楓は主張するが……。 「矢神勇磨はひと言でいうと、悪いやつだなって思います(笑)」  演じているディーンは愉快そうに笑う。勇磨は矢神家の養子で、レストランやカラオケ店などを経営する若手実業家だ。 「矢神家の遺産を欲する人間の1人で、自分の目的を達成するためには手段を選ばないようなキャラクターですね」  遺産をめぐり、伯朗&楓と次第に対峙していく……。 「(伯朗に)“負け犬”って言うセリフもありましたけど、現実世界でそんなこと言う人、います? 正直“この人、大丈夫かな”って思いますよね(笑)。普段、社会人として生きているうえで、言ったりやったりできないことを、勇磨役としてカメラの前でやると褒められる(笑)。“いい演技だったよ”って。最高ですよね。そこが悪役の魅力だと思います」  笑顔が素敵な優しい紳士。そんなディーンのイメージを翻すヒール役だが、本人はノリノリだ。 「ダークサイドにいても、粗暴でうっとうしいだけのやつにならないように(笑)。美学のようなものを貫いて。勇磨がなぜ威圧的な人間になったのか、だんだんアジェンダが見えたときに、すごく腑に落ちる結末になると思うんですね」  だからこそ、特に前半は大きな壁でいたいと語る。 「勇磨を見て“悪いやつだな~”と思ったら、ぜひSNSに書き込んでください(笑)。そしたら、現場で“ほら、みんながこう言ってるからもっとやりましょう!”って、監督やプロデューサーをけしかけて、さらに羽目をはずすので(笑)。一緒に悪さをしましょう!」  主演の妻夫木とは“ブッキー”“ディーンくん”と呼び合う仲。 「同い年なんですよね。もちろんブッキーのほうがこの業界は長いし、自分はスタートがここ(日本)ではなかったという違いはありますけど。でも同じ時代に生まれたバックグラウンドがあり、話していてすごく近いものがあるなと思います」  どんな話をしているの? 「ブッキーも中華圏で仕事をしたことがあるから“あるある話”とか(笑)。日本だけで仕事をしているとわかり合えないことや、自分が見てきた景色と近いものを共有できるのは

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(2020/11/08)