FIA F2&FIA F3、コスト削減のため来季は1ラウンド3レース制に。それぞれを別の週末に開催(motorsport.com 日本版)

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 F1のサポートレースとして開催されているFIA F2選手権とFIA F3選手権。これらのシリーズは既報の通り、チームの移動コストを削減するために2021年からラウンド数を減らして開催されることとなった。 【フォトギャラリー】角田裕毅、イモラでF1マシンを初ドライブ!(全91枚)  ただ、それぞれ十分なレース数を確保するために、従来の1ラウンド2レース制から1ラウンド3レース制へと変更される。今季は12ラウンド24レースが予定されているF2は来季8ラウンド24レースとなり、レース数は据え置き。今季9ラウンド18レースで争われたF3に関しては7ラウンド21レースとなる。  この変更は既にF1とFIAの承認を得ており、詳細なフォーマットについては後日発表される予定だ。  なお、F2とF3は引き続きF1のサポートレースとして開催されるが、それぞれラウンド数が減少したことで、F2とF3が同じ週末に開催されることはなくなるようだ。これにより、F2とF3両方に参戦しているチームは、各週末でサーキットに向かう人員やリソースを削減することができる。  また、これらのカテゴリーはエンジンやスペアパーツのリース費用も削減されるようだ。シリーズのプロモーターによると、各サプライヤーと合意に至ったことで、それらの料金が“大幅に”減少することになるという。  コロナ禍を受けてのコスト削減の取り組みはこれだけではない。F2では2018年からダラーラの新シャシーを投入しているが、通常3年周期でシャシーを入れ替えるため、本来であれば2021年が新シャシーの投入時期となっている。しかしF2はその計画を見送り、現行のシャシーをさらに3年使用する予定であることを明らかにした。  一方2019年から現行シャシーとなっているF3の新車投入時期は2022年の予定だが、F3は「次のシーズン(2022年シーズン)も同じものを使う可能性が高い」としている。  F2とF3のCEOを務めるブルーノ・ミシェルは次のように語った。 「2005年にGP2シリーズがスタートして以来、我々はコスト管理に重きを置いてきた。今日では、これまで以上にそれを戦略の中心に据えなければいけない」 「今回発表する施策は、両選手権の運営方法だけでなく、カレンダーや週末のタイムテーブル、スポーティングレギュレーションにも影響を

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(2020/11/07)