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「スポーツくじで500万ウォン（約46万円）儲けた。今日は俺がおごる！」 昨年11月末、キム・ヒソンさん（仮名・20代）は、ルームメイトのチョン・チンチョルさん（仮名・30代）が酒をおごるいう言葉を信じて彼と一緒に出かけた。 【写真】もっと大きな写真を見る 二人はソウル市カンソ（江西）区のカラオケに行った。楽しく飲酒や歌などを楽しんだキムさんは、少し前まで一緒にいたチョンさんがいなくなったことに気がついた。チョンさんは酒代も出さず、いつの間にカラオケ店からいなくなっていた。 スポーツくじ500万ウォンが当たったという話から嘘だった。 それにしてもキムさんは普段からインターネットギャンブルを楽しみ、嘘をよくつくチョンさんに不満が溜まっていた。 キムさんが一人帰宅してから一時間後、玄関のドアが開く音が聞こえた。チョンさんであった。キムさんは「出て行け。あなたとは一緒に住めない。」と大声を出してチョンさんを足で蹴とばした。 思わず発した嘘が、最終的に悲劇となった。キムさんと口論になったチョンさんは、その場で激怒し家の中にあった凶器でキムさんの顔や体を複数回刺した。キムさんは全治3週間の重傷を負った。 ソウル南部地方裁判所刑事合意12部（オ・サンヨン部長判事）は、殺人未遂の疑いで起訴されたチョンさんに懲役5年の実刑を宣告した。 裁判所は「嘘をついたと腹を立てる被害者を凶器で殺害しようとした」とし「犯行の動機を全く考慮することができず、罪質が非常に悪い」と指摘した。 続いて「被害者はこの事件により、長い間かなりの身体的・精神的苦痛を経験した」とし「今後もその苦痛は続くものと見られ、被害者は、被告人の処罰を求めている」と付け加えた

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(2020/11/07)