【スーパーGT】ぶっつけ本番の予選で3番手、100号車RAYBRIG NSX-GTの牧野任祐「何も考えずにいった」|第7戦もてぎ(motorsport.com 日本版)
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ツインリンクもてぎで行なわれている2020スーパーGT第7戦。#100 RAYBRIG NSX-GTは午前中の公式練習でトラブルに見舞われてしまったため、ドライバーの牧野任祐は1周も走行していない中で予選Q2のアタックに臨み、見事GT500クラス3番手を獲得した。
2020スーパーGT第7戦もてぎ|公式予選結果
第6戦を終えランキング7番手につける100号車は、終盤2レースで大量得点を挙げ、逆転チャンピオン獲得を狙っている。
そんな彼らは、公式練習では序盤から好調な走りを見せていたが、セッション途中でトラブルが発生し、突然コース脇にマシンを止めてしまった。ホンダの佐伯昌浩ラージプロジェクトリーダーによると、クラッチ周りにトラブルが発生したという。
チームは予選までに周辺部品を交換し、Q1では山本が1分36秒825で3番手通過を果たす。そしてQ2では今週末は一度もマシンに乗る機会がなかった牧野が、ぶっつけ本番でタイムアタックに挑み、1分36秒779をマーク。見事3番グリッドを獲得した。
「公式練習が終わってから、メカニックの皆さんにクルマを直してもらい、そのおかげで予選を走ることができたのはありがたかったです」
そう予選後に語った牧野。100号車は前回の第6戦鈴鹿では決勝でのピットストップ時に#37 KeePer TOM’S GR Supraに追突され、ノーポイントに終わる悔しいレースを経験した。今回も公式練習でトラブルに見舞われた時は、不安を覚える瞬間もあったようだが、それを払拭するようなマシンの調子の良さに助けられたとのこと。そしてQ2のアタック時は、余計なことは考えずに攻めていったという。
「公式練習もトラブルが出るまでは、クルマは結構調子良さそうでした。でも、(良いポジションに)いけそうなところで止まってしまったので……僕自身は1周もできずにセッションが終わってしまいました」
「正直、前回に続いて流れが良くないのかなと思ったんですけど、Q1は尚貴さんに行ってもらったら、クルマとして良さそうな雰囲気はありました。僕のQ2に関しては何も考えずに『行ってしまえ!』という感じいきました」
「アタックに関しては正直ミスもあったし、まとめ切れなかったですけど、3番手で終われて良い位置からスタートできる……明日に向けて良いポジションだと思います。