長栄グループが「疑似出国」の社員旅行 エバー航空を支援/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(桃園空港中央社)台湾のエバーグリーン・グループ(長栄集団)傘下の企業が、新型コロナウイルスの影響で打撃を受けるグループ会社、エバー(長栄)航空の航空機をチャーターし、従業員とその親族を無料で“疑似出国”フライトに招待する取り組みを始めた。 疑似出国フライトは、コロナ禍で海外旅行が制限される中、台湾周辺を飛行することで海外旅行気分を味わってもらうのが狙いで、台湾ではエバー航空が初めて実施。これを同グループに属する長栄海運、長栄国際、長栄鉄鋼が、本来の社員旅行とは別の“おまけ社員旅行”として利用することになった。4日に発表された報道資料では、余力のある会社が行動でエバー航空を支援し、ともに難関を克服するというグループの結束力が強調された。 7日午前10時30分、長栄海運の従業員ら184人を乗せた第1便が、桃園国際空港を離陸。日本の与那国島の上空を飛行して台湾に戻る空の旅を楽しんだ。機内では、ホテル宿泊券や食事付き温泉券などが当たるサプライズイベントも行われた。フライトツアーは来年1月1日までに台北や高雄から35便が運航される予定。 同グループによれば、コロナ収束のめどが立たない今、打撃を少しでも軽減させるため、傘下の航空関連各社では、疑似出国フライトのほか、ビジネスクラスで提供する牛肉麺をコンビニエンスストアで販売するなど、逆境を逆手に取った新しいビジネスモデルを模索しているという。 (葉臻/編集:塚越西穂)

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(2020/11/07)