中国、10月輸出は11%増 5カ月連続プラスも欧米のコロナ再拡大懸念(産経新聞)

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 【上海=三塚聖平】中国税関総署が7日発表した10月の貿易統計(ドル建て)によると、輸出は前年同月比11・4%増の2371億ドル(約24兆5千億円)だった。5カ月連続のプラスで、2019年3月(14・2%増)以来の高い伸びだった。新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた外需の回復が続いているものの、主要輸出先である欧米での感染再拡大が今後の懸念材料となる。  新型コロナの流行を受けて需要が増しているマスクやパソコンの輸出が全体を牽引(けんいん)した。一方、輸入は4・7%増の1787億ドルで2カ月連続のプラスだった。内需の回復を受けて伸びているもようだ。  1~10月の累計では、輸出が前年同期比0・5%増、輸入が2・3%減。同時期の国・地域別では、貿易摩擦を抱えている米国向けの輸出が1・6%増、輸入が3・3%増だった。  上海で今月5~10日に開かれている大型見本市「中国国際輸入博覧会」では、中国に売り込みたい商品を各国企業が展示している。習近平国家主席は「中国は14億の人口、4億人を超す中間所得層を持つ世界で最も潜在力がある大きな市場だ」と開幕前の4日夜に行われた式典で放映したビデオ演説で強調。その上で、今後10年で中国による商品の輸入額が累計22兆ドル(約2300兆円)を超える見通しだと表明している。

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(2020/11/07)