綾野剛×[Alexandros]川上洋平 コロナ禍でのエンターテイメントは「“不急”でも“不要”ではない」(TOKYO FM+)

【リンク先抜粋】
【私は今年受験生です。前の学校でいじめにあい、転校したので1年遅れです。しかもコロナ騒ぎで、例年とは違う受験のシステムに少し不安を感じております。家庭内でもいろいろあって、とことんイレギュラーな状態になっています。綾野先生も洋平先生も今年は特にイレギュラーな1年だったかと思いますが、どのように対応されましたか? また、どのように落ち着いた状態をキープしていますか? 誰にも相談しづらいので、教えていただければ幸いです。(19歳女性)】 川上:なるほどね……。 綾野:……しっかりとした文章ですよね。たぶん文字にしている最中に、いろんな思いがあったと思うんですよ。 川上:確かに。 綾野:いくら匿名で書き込んでいるとはいえ、その思いは蘇ってくるし……。もしかしたら蘇ったことによって、つらかったことを思い出させてしまったかもしれない。でもその一つひとつの過程が人をより魅力的にしていくし……(メッセージを書くことで蘇る)追体験は簡単にできそうでできないことだったりするので……それをした上で今生きているということに、とても敬意を持ちます。 川上:そうですね。 綾野:はい。そしてこのコロナ禍では、みんながどうなっていくんだろうと感じていて、ましてやエンターテイメントっていうのは、“不要不急”なもの……初めにはじかれてしまうもの……。 川上:はい。 綾野:だけど、気づいたんですよね。“不急”ではあるかもしれない、でも“不要”ではない……。 川上:そうですね。 綾野:僕たちの目の前には、今、クリア板があって。疎外感はないけれども、いつまで続くんだろうかという小さな不安、ぼんやりとした不安はあります。だけど、こうして質問という形でも勇気を出して関わろうとしてくれたことが、僕は全ての第一歩だと思うんですよ。コロナもそうだし、いろんなことを含めて……。 川上:うん。 綾野:まずはその第一歩を踏み込んだことに、僕自身も勇気をもらいました。「ここからだな」って。自分たちでしっかりとハンドルを持って、アクセルを踏むのを諦めないことが、たぶん今の僕を支えているし……。もっと言ったら、夢を語ったり、目標を形に変える仲間たちとともに、もう1度手と手を取り合って歩むことが、この国の人間としてとても大切だと思っているので。焦らず、一つひとつを噛みしめながら、向き合っていけたらいいなと

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(2020/11/07)