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　N700系新幹線は、屋根にも“出入口”があります。 　車両を側面から見ていると、屋根上に「はしご」が延びてきて、そこに現れたのは車掌。車両の上を歩いて行きました。 【写真】走れなくなったパンタグラフ 人と比べると意外と大きいかも 　これはJR東海が2020年11月5日（木）、東海道新幹線の三島車両所（静岡県三島市）で行った「総合事故対応訓練」のひとつ、「飛来物除去訓練」で見られたものです。 　N700系8号車の屋根にある出入口（ハッチ）を開け、はしごを登った車掌は、屋根上を伝い歩き、5号車のパンタグラフへ行くと、そこに絡まっていたビニールを除去しました。 　このとき車掌は、腰につけた「命綱」を、線路上空に張られている架線へつなぎながら歩いています。

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(2020/11/07)