今年は早めに冬支度を! 最新スタッドレスタイヤの特徴とは(くるまのニュース)
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ここ数年、春・夏・秋のドライ・ウエット路面や、冬のスノー路面を走行でき、1年中履き替えが不要という「オールシーズンタイヤ」も各タイヤメーカーから登場しているが、それでもスタッドレスタイヤと比べると、全体の販売本数は10分の1にも達していない。日本では「夏はサマータイヤ、冬になったらスタッドレスタイヤに履き替える」という自動車ユーザーが圧倒的に多いようだ。
スタッドレスタイヤは、ツルツルの氷路面である「アイスバーン」で、いかに短い距離で止まることができるかということを最重点課題として開発がおこなわれてきた。
日本のタイヤメーカーの場合、最新のスタッドレスタイヤは「プレミアムスタッドレス」、従来のスタッドレスタイヤは「スタンダードスタッドレス」として、価格差をつけて販売しているが、最新スタッドレスタイヤは必ず、従来モデルよりもアイス制動性能を向上させている。
とくに札幌や旭川など、降雪地域の大都市圏に住む人ならば、アイス制動性能の大切さを知っているはずだ。それを考えれば、スタッドレスタイヤは最新モデルを選ぶほうがいい。
地球温暖化の影響か、降雪地域でも10年前と比べて雪が少なくなった場所も増えている。またインフラの発達で、高速道路や国道では真冬でもドライやウエットの路面が多くなってきている。
そうした日本の冬の路面を分析しながら開発されているのが、最新スタッドレスタイヤだ。今シーズン登場した3メーカーの最新モデルも、それぞれに特徴を持っている。