3場所連続休場の白鵬、「ぱっと散る」どころか引退する気はサラサラなし(夕刊フジ)

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 横綱白鵬(35)=宮城野=が11月場所(8日初日・両国国技館)を休場することが6日、決まった。  8月13日に手術した右膝の診断書を提出。白鵬は「来年の初場所(1月10日初日・両国国技館)では万全の状態で土俵に戻るべく、引き続き全力で努力いたします」とコメントを発表した。  宮城野親方(元幕内竹葉山)は前日5日に「もし出られなかったら、来場所に進退を懸けて頑張るしかない」と言及していたが、休場が決まると異例の訂正。「白鵬の進退にかかわる発言をいたしましたが、決して本意ではなく軽率だったと深く反省しております。訂正して取り消させていただきます。大変申し訳ありませんでした」と平謝りで、これでは師匠の面目は丸潰れだ。  白鵬は2017年九州場所で40度目の優勝を果たした一夜明け会見で「あと2年半しか土俵に上がれないんですね。さみしさはあります。桜の花みたいに、ぱっと咲いて、ぱっと散って。もういいんじゃないかなと思います」と東京五輪後の引退を示唆。東京五輪が1年延期となり、構想が狂ったのだろうが、本来ならこの11月場所は引退しているはずだった。  これで自己ワーストの3場所連続となる17度目の休場となり、2場所連続全休は、2001年春場所の初土俵以来初。「ぱっと散って」どころか、しがみついているといっていい。  7月場所で右膝を負傷し途中休場した白鵬は、手術後の秋場所を全休。膝に穴を3つも空ける大手術で、11月の出場が難しいのは明らかだったが、10月16日から22日までの合同稽古に突然参加し、関脇御嶽海を22勝1敗。新大関正代を19勝1敗と圧倒した。  ところが結局11月場所は休場。何のために連合稽古に出てきたのかと思われても仕方ない。  “おまえらの好きなようにはさせない”と第一人者として大関以下に目を光らせ、反白鵬の協会幹部に対し、存在感をみせつける狙いもあったのだろうが、師匠が慌てて発言を訂正したことでわかるように、初場所で引退するつもりはサラサラなさそうだ。(塚沢健太郎)

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(2020/11/07)